Twitterの有料化される可能性がある4つの機能と企業が取るべき対策
最終更新日:2022.12.2
「Twitter有料化」が世界的なトレンドになって以降、日本でも多くの人が関心を示すようになりました。
とくに、TwitterをWebマーケティングに活用している企業や個人は気になることも多いでしょう。
では、Twitterのどの機能が有料化の対象となっているのでしょうか。以下にて解説していきます。
Twitterのどの機能が有料化される?
Twitter上で有料化される可能性が高い機能は下記の通りです。
- 認証バッチ
- DM
- 有料動画
- ハッシュタグ
- サブスクリプション
それぞれの機能について解説します。
1.認証バッチ
これまでTwitterから認可されたユーザーのみに提供されていた「認証バッチ(名前横のチェックマーク)」が有料化される可能性は高いです。
実際、英語圏の一部で、認証バッチの有料付与が行われる予定でしたが、現在は日程が延期となり、付与は進んでいません。
今後、Twitterに認可された公式アカウントについては、ゴールドのバッチが付与され、公的機関を示すアカウントはグレーのバッチが付与される予定です。
また、イーロン・マスク氏のコメントによると、有料化の前に審査を通過して付与された認証バッチは、あと数カ月程度で削除されるとのことです。
2.DM
TwitterのDMも有料化の対象となっています。
まだ開発段階ではあるものの、同機能を利用することで、お気に入りの著名人にプライベートメッセージを送れるようになるとのことです。
利用料金は、低価格に設定されていますが、詳細は決まってはいません。想定されている料金形態は「数百円で1メッセージを送信できる」というものです。
同機能のプロトタイプ版では、とある著名なミュージシャンのTwitterアカウントに「好きなレコードは何ですか?」と質問される様子が描かれています。
なお、有料DMは、著名人が受け取り設定をすることで、機能が使えるようになるようです。加えて、有料DMで得た収益の一部は、著名人にも還元される仕組みになる可能性が高いとのこと。ただし、有料DMはまだ開発段階であるため、リリースされない可能性も十分にあります。
3.有料動画
Twitterは、アダルトコンテンツを扱う「Onlyfans」のようなサービスの開発に取り組んでいます。
Onlyfansとは、登録者やファンに向けた専用の動画コンテンツを提供することで、収益が得られる海外発祥のサービスです。
現状では、有料動画を視聴したTwitterユーザーに視聴料を要求し、動画の作成者と収益を折半するシステムを目指しているとのことです。
4.ハッシュタグ
Twitter上で「ハッシュタグ有料化」がトレンドになり、一時ユーザーは騒然としましたが、実際はデマだったことが分かっています。
海外ユーザーの「これからハッシュタグも有料になるのでは」という憶測のツイートが全世界に広がり、日本のトレンドにも上がったようです。
騒動があったあと、Twitterも「プラットフォーム上のハッシュタグ機能を削除する予定はありません」と発表していることから、今後も有料化される可能性は低いと言えるでしょう。
5.サブスクリプション
Twitterは、すでにサブスクリプションサービス「Twitter Blue(月額8ドル)」を展開していますが、現時点(2022年12月)ではまだ日本に対応していません。
ただ、VPNなどを使ってTwitter Blueに登録した日本人ユーザーが、機能の使用感などをツイートしています。その内容は下記の通り。
- 公式マークが付く
- 投稿後のツイートを編集できる
- 高画質動画をアップロードできる
- デバイス上で表示されるアイコンの色を変更できる
サブスクリプションサービスに加入することで、これらの機能を追加で利用できるようになります。ただ、今後日本で展開される見通しは立っておらず、料金や正式名称なども変更される可能性が高いとのことです。
Twitter有料化の背景
個人や企業に広告枠を提供する広告事業の低迷が、Twitter有料化の背景にあると言われています。
実際、第十四期決算の売上高が伸びず、純損失が約8000万ドルになって以降、Twitterの売上は伸び悩んでいます。
一方では、有料化を進めて課金ユーザーを増やすことにより「不正なbot」「スパム行為」など、ユーザーに被害を与えるようなアカウントを減らす効果も見込まれているようです。
Twitter有料化に備えることが大切
Twitter有料化の背景から見ても今後、有料化が進む可能性は高いでしょう。
そのため、現在Twitterでビジネス活動をおこなっている人は、コストを抑えた集客方法を考えておく必要があります。
また、コストを抑えることで、費用対効果の高い集客ができるようになるため、今後のビジネス活動も優位に進められるようになるでしょう。
Twitterでコストを抑えた集客方法
Twitterでコストを抑えつつ高い効果を得られる集客方法は下記の通りです。
- DMの活用
- ハッシュタグの活用
- ツールの活用
それぞれの集客方法について解説します。
1.DMの活用
DMを活用することで、コストを抑えつつ高い集客効果を得ることが可能です。
DMでのやり取りは、一対一のクローズドな環境でおこなわれるため、コミュニケーションがとりやすく、顧客との関係値を築きやすいです。
関係値を築くことができれば「ツイートの拡散」「商品の購入」などを積極的にしてくれるようになります。
また、DM自動送信ツールを使うことで、大勢の見込み顧客にリーチしつつ、コミュニケーションをとることも可能です。新規顧客の獲得とナーチャリングを同時に進めたい人は、ツールの導入を検討してもよいでしょう。
2.ハッシュタグの活用
ハッシュタグを利用することで、大量のインプレッションを獲得できます。ハッシュタグは無料で利用できるため、広告に使用する予算を確保した状態で集客することが可能です。
たとえば、トレンドに上がっているテーマをハッシュタグにし、ツイートをすることで、テーマに関心があるユーザーからのインプレッションを集められます。
ただし、Twitterでは「いいね」「リツイート」といったエンゲージメントを獲得することで初めて集客につながるため、インプレッションの獲得をゴールに設定しないようにしましょう。
3.ツールの活用
Web上には、Twitter上でのビジネス活動を優位に進めることができる「便利ツール」がたくさんあります。
たとえば、Twitterの運用を自動化する「Socialdog」を使うことで、日々のアカウント運用作業の負担を減らすことが可能です。
「Twitter運用が楽になるツールが知りたい」という人は、Twitterに活用できるおすすめのツールについて解説している記事をご参考ください。
まとめ
本記事では「Twitter上で有料化された機能」「有料化の背景」などを紹介しました。
イーロン・マスク氏の言動や、現在のTwitterを見るに、有料化の動きは今後どんどん進んでいくことが予想されます。
そのため、Twitterでビジネス活動をしている企業は、常に新しい情報を追いつつ、対策を考えておく必要があると言えるでしょう。
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