Twitterのシャドウバンとは?原因と対策をわかりやすく解説!
最終更新日:2022.12.14
Twitterを利用するうえで注意したいのはシャドウバンの存在です。
シャドウバンを知っておかないと、後のビジネス活動に大きな悪影響を与える可能性もあるでしょう。
本記事では、シャドウバンとは何か詳しく深掘りして解説します。
シャドウバンとは?
シャドウバンを日本語に直訳すると「影の禁止」となり、意味は、Twitterの利用規約に反したユーザーに与える「一時的なペナルティ」です。
ユーザー自身がペナルティを受けたことに気付かないことからシャドウバンと呼ばれるようになりました。
シャドウバンはいつ解除される?
シャドウバンが解除される日数や時間を把握することはできません。
また、ペナルティを受ける期間はユーザーによって異なります。シャドウバンには4つの種類があり、どのシャドウバンを受けたかによってペナルティの重さが異なるためです。
そのため「シャドウバンを受けてしまった…」という人はまず、自分がどのシャドウバンを受けたのかを把握しておくことが大切です。
Twitterのシャドウバンは全4種類
Twitterのシャドウバンは下記の4種類となります。
- Search Suggestion Ban(ゴーストバン)
- Reply Deboosting(リプライデブースティング)
- Search Suggestion Ban(サーチサゲスチョンバン)
- Search Ban(サーチバン)
上記のシャドウバンは、1~4にかけてペナルティが重くなります。以下にて詳しく見てみましょう。
1.Search Suggestion Ban(ゴーストバン)
ゴーストバンとは、リプライの内容が第三者に見えなくなるペナルティです。
第三者にのみ見えなくなるため、自分とリプライをした相手には内容が見えます。「幽霊のようになる現象」という意味でゴーストバンと呼ばれるようになりました。
たくさんのユーザーに対して一斉にリプライすることで、ゴーストバンになる可能性が高くなります。
2.Reply Deboosting(リプライデブースティング)
リプライデブースティングとは、Twitterから「攻撃的なリプライである」と判断された際に与えられるペナルティです。
リプライデブースティングを受けると、ペナルティ対象のツイートがタップをしても表示されなくなり、もう1度タップすることでツイートが表示されるようになります。
先ほどのゴーストバンと同様に、自分とリプライを送った相手は影響を受けません。アカウントではなく、対象のツイートのみに与えられるペナルティと思ってよいでしょう。
3.Search Suggestion Ban(サーチサゲスチョンバン)
サーチサゲスチョンバンとは、検索結果上で表示される際の優先度を落とされるペナルティです。
ペナルティを受けていない状態の場合は、検索したユーザーにとって関連性が高く、人気のあるツイートが表示されます。そのため、自分のツイートがその条件に該当していれば問題なくユーザーに表示されるでしょう。
しかし、サーチサゲスチョンバンを受けている状態の場合、検索したユーザーにとって関連性が高く、人気の高いツイートであっても表示されなくなります。
ただ、ツイートの優先度が下がるのは、ログインしていないユーザーが検索した時のみです。そのため、ログインしているユーザーには、通常通りの優先度で表示されます。
4.Search Ban(サーチバン)
サーチバンとは、Twitterの検索結果上から自分のツイートが表示されなくなるペナルティです。
たとえば、ハッシュタグを付けて投稿した場合、他のユーザーがそのハッシュタグで検索しても自分の投稿が検索結果上に表示されなくなります。ツイートは自分以外のすべてのユーザーに見えなくなるため、フォロワーにも表示されません。
本来、Twitterの検索結果には品質フィルタがあり「ユーザーにとって不適切なコンテンツである」と判定されない限りはツイートが表示されます。しかし、サーチバンを受けていると、品質フィルタに関係なくツイートが非表示になってしまうのです。
短時間の間に複数のツイートをし、Twitterにスパムだと判断された時点でサーチバンを受けます。
Twitterでシャドウバンになる原因と対策
Twitterでシャドウバンになる原因は下記が考えられます。
- 同じハッシュタグを複数回利用
- いいね・リツイートを何度もする
- Twitter規約に違反する
以下では、これらの原因の詳細と対策を紹介します。
1.同じハッシュタグを複数回利用
利用することでTwitter検索からの流入が見込めるハッシュタグですが、多用し過ぎるとスパムと認定され、シャドウバンを受ける可能性があります。
そのため「#相互フォロー100%」「#フォロバ100%」といったハッシュタグは、インプレッションを伸ばすためにも有効だとされていますが、適度に利用するのがポイントです。
そもそも、インプレッションだけを伸ばしてもフォロワー獲得にはつながりにくいことを認識しておく必要があります。ユーザーの行動を促すのは、ハッシュタグではなくツイートの内容であるためです。
したがって、ハッシュタグは適度に利用しつつ、ツイート内容を改善していくことが重要だといえます。
2.いいね・リツイートを何度もする
いいねやリツイートを短時間の間で何度も繰り返すと、スパム行為だと判定され、シャドウバンの対象になります。
そのため、いいねやリツイートを何度もしたい場合は、上限を把握したうえで行う必要があります。
詳しくは、いいねやリツイートの上限回数について解説している記事をご参考ください。
3.Twitter規約に違反する
当然ながらTwitter規約に違反することでシャドウバンの対象になることもあります。
数あるTwitter規約の中でも、特に抵触しやすいものを見てみましょう。
- ハッシュタグの乱用
- リプライを自動化する
- 複数のアカウントで同じ内容のツイートを投稿
- フォローとアンフォローを過剰に繰り返す
- 同じ内容もしくは似ている内容のツイートを何度も投稿
Twitter規約については公式ページで言及されているため確認しておくとよいでしょう。
特に、ツールを活用する際は注意が必要です。便利なツールはたくさんありますが、Twitter規約に違反していると重いシャドウバンを受ける可能性があります。
Twitter規約に違反していない便利なツールもあるので、業務効率化に活用してはいかがでしょうか。
Twitterのシャドウバンを事前に回避する方法
Twitterのシャドウバンを事前に回避するためには、利用規約に準じた運営をする他ありません。
シャドウバンは回数を重ねるたびにペナルティが重くなるため、特に気をつけたいところです。
基本的には「同じハッシュタグを複数回利用する」「リプライを短時間で何度も送信する」といったように、特定のアクションを何度も繰り返さなければ、シャドウバンを受けることはありません。
シャドウバンを何度も受けると最悪の場合、アカウントが永久凍結されますから、運営には十分気をつけましょう。
まとめ
本記事では「シャドウバンの種類」「シャドウバンの対策」などを紹介しました。
シャドウバンを未然に防ぐためには、Twitter規約を意識したアカウント運営が必要になります。
特に利用規約に反したツールを利用してしまうと重いペナルティを受けてしまうため、事前に情報を精査したうえで活用しましょう。
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