企業公式Twitterとは?種類と運用パターン、コツを紹介
最終更新日:2022.8.1
企業の公式Twitterアカウントは、通常のTwitterアカウントを利用する方法と、Twitterプロアカウントを利用する方法の2種類があります。
本記事では、「2種類の企業アカウントと運営パターン」「企業アカウント運営のコツ」を解説します。
企業アカウントの基礎と応用を把握したい人はぜひ参考にしてください。
企業公式Twitterの種類
Twitterのアカウントは2種類あります。
- 通常のTwitterアカウント
- Twitterプロアカウント
以下にて、それぞれの違いについて解説します。
通常のTwitterアカウント
多くのユーザーが使用しているのは、通常のTwitterアカウントです。ビジネス目的でTwitterを利用する人もほとんどの場合は、通常アカウントを作成します。
通常アカウントとプロアカウントの違いについては以下で見ていきましょう。
Twitterプロアカウント
Twitterプロアカウントは、ビジネス向けの機能として2021年11月に導入されました。
通常のアカウントで使える機能に加え、下記の機能が実装されています。
- 事業の所在地:プロフィール文の下に地図を表示
- 営業時間:曜日・時間帯を表示するオプション機能
- 連絡方法の情報:電話、メールなどから1つ連絡手段を選択
プロアカウントに移行することで、これらの機能が使用できます。
ただし、プロアカウントの利用には「Twitter規約に複数回の違反をしていない」「アカウント名や写真などの設定を全て行っている」など、いくつかの条件があります。なお、プロアカウントの移行は完全無料で行えます。
企業公式Twitter運営パターン
企業公式Twitterの主な運営パターンは下記の通りです。
- “企業”として情報を発信
- “企業の広報担当者”として情報を発信
- “企業が作ったキャラ”として情報を発信
それぞれのパターンについて解説します。
“企業”として情報を発信
「企業としての情報を発信」とは、個人の存在を見せずに、あくまで企業として情報を発信する方法です。企業の公式Twitterアカウントとしては、最もオーソドックスなパターンになります。
このパターンに該当する企業アカウントは下記の通りです。
キャンペーンのお知らせや、新商品の紹介などの投稿をメインとし、プレスリリースのような役割を果たすことに向いています。
“企業の広報担当者”として情報を発信
「アカウント運営者=企業に属する個人」として情報を発信する方法もあります。ユーザーの投稿に対し、リプライや「いいね」をすることで親近感を持たすことが可能です。
このパターンに該当する企業アカウントは下記の通り。
個人の存在感を出すことで、ユーザーとコミュニケーションをとりつつ、商品やサービスのPRができます。
“企業が作ったキャラ”として情報を発信
自社で作成したオリジナルキャラクターを通して情報を発信するという運営方法もあります。この運営方法で情報を発信している企業アカウントは下記の通りです。
株式会社ファミリーマート
株式会社ローソン
中でもローソンは、Twitterマーケティングの成功例として非常に有名なアカウントです。
キャラクターになりきって情報を発信することで親近感を持ってもらい、ファン化させることもできます。自社の顔になるようなキャラクターになれば、SNS以外でのマーケティング活動に活かすこともできるでしょう。
企業公式Twitterを運営するコツ
企業のTwitterアカウントを運営する際に押さえたいコツは下記の通りです。
- 運営パターンをターゲットに合わせる
- プロフィール設定を充実させる
- ツール分析をしながらアカウント運営
それぞれのコツについて詳しく解説します。
運営パターンをターゲットに合わせる
運営パターンは、ターゲットに合わせましょう。ターゲットによって、刺さりやすい情報や伝え方は異なるためです。
たとえば、新卒採用など、社内の雰囲気を中心に発信したい場合は「企業に属する個人」のパターンが向いています。
逆に、権威性の高い企業が「企業に属する個人」として発信すると、ユーザーに不信感を与えてしまう可能性があるため注意しましょう。
パターンの選択に迷った際は、想定したターゲットの立場に立ち、「どんなアカウントだとフォローしたくなるか」を深掘りするとよいです。想像で決めず、競合アカウントなどを調べて根拠となるデータを取得することも重要になります。
プロフィール設定を充実させる
運営のパターンを決めたら、次にプロフィール文や画像を充実させましょう。プロフィール設定は検索にも影響する重要な要素です。
プロフィール文に記入しておきたい項目は下記の通り。
- アカウントで発信する内容
- 何を営んでいる企業なのか
- フォローすると得られるもの
この3つの項目を押さえておけば、フォロワーが増えやすくなります。
また、Twitterではプロフィール文の他にも「プロフィール画像」「所在地」「ヘッダー画像」などの設定が可能です。掲載する情報が多ければ多いほどユーザーも安心してフォローできますから、できれば全ての項目を設定しましょう。
ツール分析をしながらアカウントを運営
Twitterアナリティクスというツールを使用して分析することも大切です。
Twitterアナリティクスでアカウントを分析することで「エンゲージメント率」「プロフィール文へのアクセス数」など、フォローにつながる重要な数値が把握できます。
重要な数値を分析して「反応の良いツイート」「反応の悪いツイート」を明確にし、以降のツイートに反映させましょう。
ちなみに、Twitterアナリティクスのホーム画面では「自分がメンションされたツイートの中で最も反応された投稿」「その月で最も反応された投稿」の確認も可能です。
また、自社分析の他にも、トップフォロワー(フォロワーの中で最もフォロワーの多いユーザー)の トップメディアツイート(最も反応された画像・動画付きの投稿)の確認もできます。投稿のネタにもなることもあるため、チェックしておくとよいです。
なお、Twitterアナリティクスは、Twitterをインストールしていれば下記の手順で確認できます。
- アカウントのホーム画面左メニューを開く
- 「もっと見る」をタップ
- 「アナリティクス」をタップ
過去の投稿を分析することも可能ですので、ぜひチェックしてください。
まとめ
本記事では「Twitter企業アカウントの運営パターン」「企業アカウント運営のコツ」などを解説してきました。
個人・企業に関わらず、Twitterアカウントの運営はツールによる分析と修正が必要不可欠です。やみくもに運営していては、いつになっても良い結果はでないでしょう。
また、ツールはTwitterアナリティクスの他にも「DMを自動送信するツール」「投稿予約が可能なツール」などがあり、活用することで運営の効率化が可能です。少ない工数で結果を出したい人はぜひチェックしてみてください。
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