【Twitter運用基礎】企業アカウントの作り方を4ステップで解説
最終更新日:2022.8.3
マーケティング活動を行う上で、Twitterの企業アカウントは必須です。
本記事では企業アカウントの作り方と、基本的な運営方法を解説します。
Twitterを通じて商品・サービスの売上を拡大させたい人はぜひ参考にしてください。
Twitter企業アカウントの作り方
Twitter企業アカウントの作り方は下記の通りです。
- アカウント作成の目的を明確化
- 競合アカウントのリサーチ
- Twitterアカウントの運用プランを設定
- Twitterアカウントを作成
以下にて、ステップごとに解説します。
1.アカウント作成の目的を明確化
まずはアカウントの作成目的を明確化します。
目的は「販売促進」「広報」「カスタマーサポート」などがあり、どれを選択するかによって運営方針やKPI(重要業績評価指標)が異なります。
また、ユーザーとコミュニケーションをとるのか、一方的な情報発信を行うのかも決めましょう。どの運営方針でいくのかにより得られる効果が異なります。
運営の目的が決まったら、KPIの設定を行いましょう。
KPIを設定しておきたい項目の例は下記の通りです。
- 販売促進:企業の認知度、リツイート数、いいね数など
- 広報:リンクのクリック数、リツイート数、いいね数など
- カスタマーサポート:エンゲージメント率、問合せ数、リプライ数など
自社アカウントに適したKPIを設定しましょう。
2.競合アカウントのリサーチ
下記のポイントを参考に、競合アカウントのリサーチを行いましょう。
- どのターゲット層に情報を発信しているか
- どういったツイートが反応されているか
- ユーザーとコミュニケーションをとっているか
この3点をリサーチすることで、作りたいアカウントのイメージがしやすくなります。マネしたいポイントを見つけることはもちろん、差別化が図れそうなポイントを見つけることも大切です。
3.Twitterアカウントの運用プランを設定
次に、Twitterアカウントの運営プランを設定します。アカウント運用は長期的な視野を持ち、1~5ヶ月の大まかなプランを立てるとよいです。
決めておきたい項目は内容は下記の通り。
- 投稿の頻度
- 運営の中心になる従業員
運用プランは、運用しながら柔軟に変更することが大切なため詳細に決めず、大まかに設定しましょう。
4.Twitterアカウントを作成
運営の目的とプランが決まったら最後に、Twitterアカウントを作成しましょう。
まず最初にTwitterへアクセスし、下記の手順を踏みます。
- アカウントに情報を登録
- プライバシー、セキュリティを設定
- プロフィール文を作成
- プロフィール画像、ヘッダー画像を設定
アカウント情報は、フォロワーの獲得に影響する重要な要素ですので、以下にて3つのコツを紹介します。
Twitter企業アカウント登録時のコツ
アカウント登録する際のコツは下記の通りです。
- ユーザー名と表示名を簡潔に
- 紹介文を充実させる
- アイコンとヘッダー画像に自社の特徴を反映
それぞれのコツについて詳しく解説します。
1.ユーザー名と表示名を簡潔に
ユーザー名と表示名は簡潔で分かりやすいものにしましょう。ユーザー名と表示名は、ユーザーに見られる箇所であり、シンプルな方が覚えられやすいためです。
ユーザー名は、@から始まる英数字で表示される名前で、表示名はアカウントの名前です。どちらも設定した後に変更できます。
表示名は、アカウントの名前なので企業名かブランド名にしておくとよいです。ユーザー名は、企業やブランドと関連性のあるものにしましょう。
2.紹介文を充実させる
紹介文は、アカウントの顔であり、フォロワーの獲得率に大きく影響する重要な箇所です。
紹介文は、全角160文字が上限になっているため簡潔にまとめましょう。下記の情報を上手くまとめるとよいです。
- フォローするメリット
- 何をしている企業なのか
- 誰が更新しているのか
この他にも、自社の特徴があれば追記します。
また、自社のWebサイトを紹介文に記載することも可能です。ECサイトの販売促進を目的に運営する場合は必ず記載しましょう。実店舗の場合は営業時間の記載も必須です。
加えて、位置情報の追記もしておくとよいです。オンライン事業のみの場合でも、本社の所在地や創業地などを記載しておくことで「実態があることを証明できる」「同じ地域のユーザーにリーチできる」などのメリットが得られます。
3.アイコンとヘッダー画像に自社の特徴を反映
アイコンとヘッダーは、プロフィール上で使える唯一の視覚情報なので慎重に選択しましょう。アイコンは円形で表示される写真で、ヘッダーはプロフィール文の上に表示される横長の写真です。
アイコンは、ブランドロゴ、もしくは企業ロゴの設定を推奨します。自社のオリジナルキャラクターがいる場合は、キャラクターの写真を設定してもよいでしょう。画像が最もきれいに見える推奨サイズは「400×400」です。
ヘッダーは、スペースが広いため自社の広告枠として利用しましょう。たとえば、現在発売中の最新アイテムの写真、限定的なキャンペーンの名前などが考えられます。推奨サイズは「1500×1500」です。
【Twitter】人気の高い企業アカウントにするポイント
人気の高い企業アカウントにするポイントは下記の通りです。
- 競合アカウントのリサーチ
- 運営者の情報リテラシー
- 顧客との積極的なコミュニケーション
それぞれのポイントについて解説します。
1.競合アカウントのリサーチ
人気の高い競合アカウントをリサーチし、成功の要因だと考えられる点を自社アカウントに取り込みましょう。
リサーチしておきたいポイントは下記の通り。
- プロフィール:写真、紹介文の内容、キャッチフレーズなど
- アカウントの方向性:コミュニケーションの有無、トンマナなど
- フォロワーの人数・属性:自社ターゲットとの違い、興味関心など
すでに成功している企業アカウントから学べることは多いです。自社の特徴を押し出すことも大切ですが、まずはマネしてみることから始めるのも戦略の一つです。
2.運営者の情報リテラシー
運営者の情報リテラシーが低いと炎上につながりやすくなります。
炎上には「フォロワー離れ」「社会的信頼度の失墜」など、さまざまなデメリットがあるため注意してください。
バズるような投稿ができるセンスももちろん大切ですが「炎上を防ぐための情報リテラシーがあるか」という点も非常に大切です。不安な場合は、担当者と冗長の2重チェックを導入してリスクを最小限に抑えましょう。
3.顧客との積極的なコミュニケーション
顧客とのコミュニケーションも成功のカギを握っています。ユーザーとコミュニケーションをとることでツイートへの反応が増え、拡散力が上がるためです。
たとえば、自社の商品を購入してくれたユーザーにリプライでお礼を述べたり、いいねをしてコミュニケーションを図ることで、ユーザーは「次買った時にも紹介しよう」と思ってくれます。
また、双方向なやり取りを自社サイドから持ちかけることで、ユーザー側からもいいねやリツイートをしてくれるようになります。ツイートが多くの人に反応されることで拡散性が増し、自社アカウントの認知拡大につながるでしょう。
まとめ
本記事では「企業アカウントの作り方」「アカウント運営成功のポイント」などを解説してきました。
企業アカウントの作成は、一般的なアカウントの作成方法と同じなため、決して難しくはありません。しかし、運営を成功させるのは至難の業です。
企業アカウントの運営を成功させるためには、本記事で紹介したポイントを押さえつつ、長期的な視野を持って運営することが大切です。
また、アカウント運営の成功にはツールの活用も欠かせません。興味がある人は、Twitter運用に役立つおすすめのツールを紹介している記事をご覧ください。
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