プロモ広告(旧プロモツイート) とは?注意点とメリットも解説
最終更新日:2022.11.16
プロモ広告(旧プロモツイート)を出稿することで、多くのユーザーにリーチできます。
とはいえ「そのそもプロモ広告って何?」と疑問を持っている人も多いでしょう。
本記事では、プロモ広告の出稿を検討している人に向けて、プロモ広告の基礎知識を紹介します。
プロモ広告(旧プロモツイート)とは?
プロモ広告(旧プロモツイート)とは、Twitter上の配信面に出稿できる有料広告です。
Twitterには、ターゲットや費用などに合わせで選べる広告が複数あり、プロモ広告(旧プロモツイート)もそのうちの一つです。
プロモ広告は、もともとプロモツイートと呼ばれていましたが、2021年4月14日に現在の「プロモ広告」に名称が変わりました。
プロモ広告は、Twitterのタイムライン上に表示される広告であるため、一般的なツイートと少し見分けがつきにくいです。
とはいえ見分け方は簡単で、ツイートの下部に「プロモーション」というラベルが付いてるものがプロモ広告になります。
プロモ広告のメリット
プロモ広告を活用するメリットは下記の通りです。
- 拡散性が高い
- ターゲティングが可能
- 低予算での運用が可能
1.拡散性が高い
プロモ広告の最も大きなメリットは拡散性が高い点です。
プロモ広告は、ツイート下部に「プロモーション」と表示されること以外、一般的なツイートと変わりません。そのため、他ツイートと同じようにいいねやリツイートができます。
つまり、ユーザーから、プロモ広告にいいねやリツイートをしてもらうことができれば、二次拡散、三次拡散を見込めるでしょう。
また、二次拡散、三次拡散された場合は課金されないため、拡散が進むほど広告の費用対効果は上がります。いいねやリツイートが増えるほど、低予算で多くのターゲットにリーチできるでしょう。
したがって、プロモ広告を出稿する際は、ユーザーからの反応を得られるようなコンテンツ作りが重要になります。
2.ターゲティングが可能
プロモ広告では、性別、年齢、地域などの基本的なターゲティングだけでなく、ツイート内容や興味・関心によるターゲティングも可能です。
適切なターゲティング設定ができれば、二次拡散も見込みやすくなります。たとえば、自社商品のサウナグッズに関心があるAさんがプロモ広告をリツイートしたとします。すると、Aさんと同じ趣味を持つフォロワーのBさんCさんにもプロモ広告を見てもらうことができるのです。
Twitterは、同じ趣味や考えを持つ人同士でつながりやすいSNSであるため、こういった拡散が起きやすい傾向にあります。
また、この「グループ間での拡散が起きやすい」という傾向を活かし、ターゲティングの際に「サウナ」というキーワードを指定することで、拡散を見込みやすいプロモ広告を作成することも可能です。
したがって、ターゲティングをする際は自社に合った適切なターゲットを設定することが重要になります。
3.低予算での運用が可能
前述の通り、プロモ広告はリツイートによって拡散された場合でも、課金の料金は変わりません。そのため、低予算でも集客効果の高い運用が可能です。
ただし、広告を出稿したからといって必ずしも二次拡散されるわけではありません。二次拡散を狙うためには「ターゲティング」「コンテンツ作成」の2つを慎重に設定する必要があります。
また、プロモ広告には複数の広告枠があるため、取り扱っている商材に合った枠を選ぶことも大切です。
プロモ広告の広告枠(掲載場所)
プロモ広告の掲載場所は下記の通りです。
タイムライン | ターゲットのタイムライン(投稿一覧)に表示 |
トレンドテイクオーバーの検索結果 | 話題検索のタブ内(おすすめ、トレンド)の上部 |
アカウントのプロフィール | ターゲットのプロフィールページ |
オーディエンスプラットフォーム | Twitterユーザーが使用しているアプリ上に表示 |
なお、上記4カ所の掲載場所は、配信設定の「プレースメント」という項目で設定が可能です。
Twitterプロモ広告の設定方法
Twitterプロモ広告の設定方法は下記の通りです。
- 目的の設定
- キャンペーン作成
- 広告グループの編集
- ターゲティング
- プレースメントの作成
- クリエイティブの設定
詳しくは、プロモ広告の設定方法について解説している記事をご参考ください。
プロモ広告の注意点
プロモ広告を出稿する際の注意点は下記の通りです。
- 批判的なコメント
- ブロックされる可能性
- 引用リツイートは削除不可
- プロモ広告はすぐに使用できない
これからプロモ広告の出稿をお考えの人は、上記4つの注意点を必ず押さえておいてください。以下にて詳しく解説します。
1.批判的なコメント
プロモ広告は、通常のツイートと同じように、コメントを自由に投稿することが可能です。そのため、広告の内容によっては、批判的なコメントやネガティブなコメントが付く可能性があります。
コメントをしたユーザーが鍵付きアカウントであれば、一部のユーザーのみに表示されますが、公開アカウントの場合、全てのユーザーにコメントが表示されます。批判的なコメントが集中してしまい、商品のブランドに傷をつけてしまうこともあるでしょう。
対策として有効なのは「リプライ制限」です。リプライ制限を設定することで「全員」「@ツイートしたユーザーのみ」「フォロー中のアカウント」の中からリプライできるユーザーを設定できます。リプライ制限は、これまで通常のツイートのみ使用が可能でしたが、2021年3月以降はプロモ広告でも利用可能になりました。
2.ブロックされる可能性
プロモ広告の右上に表示される「・・・」をクリックすると「この広告に興味がない」「○○をブロック」という項目が出てきます。
ユーザーが「この広告に興味がない」をクリックすると広告が非表示にされ、「○○さんをブロック」をクリックすると広告と通常のツイートが非表示されます。
したがって、ユーザーに不快感を与える広告は、ブロックや非表示につながりやすくなるため注意が必要です。
ユーザーに不快感を与えるのではなく、有益だと思ってもらえるようなコンテンツ作りを心がけましょう。
3.引用リツイートは削除不可
前述の通り、プロモ広告は、ユーザーによるリツイートやリプライが可能です。リツイートやリプライは、広告主側が出稿を取り下げれば情報は削除されます。
しかし、引用リツイートだけは、広告主側から情報を削除することができません。
たとえば、広告のクリエイティブにあった不適切な部分を指摘され、プロモ広告を削除したとします。この場合、リツイートされたプロモ広告は、自動的に削除されるのですが、引用リツイートされたプロモ広告は削除できません。
引用リツイートされたプロモ広告を削除したい場合は、引用リツイートしたユーザーに削除依頼する必要があります。そのため、プロモ広告を出稿する際には、入念なチェックをしておきましょう。
4.プロモ広告はすぐに使用できない
プロモ広告の出稿には、Twitterアカウントの取得からある程度の期間を必要とします。そのため、プロモ広告の出稿を考えている企業は、ひとまず先にTwitterアカウントを取得しておくとよいでしょう。
プロモ広告の出稿まで時間がかかるのは、Twitter社が「同社の広告ポリシーに準じているか」を審査するためです。最短だと2~3日で終わる場合もありますが、長いと2~3週間かかる場合もあります。
また、審査通過の条件として「ツイートの実績があるか」という点も見られるため、アカウントを取得して間もない場合は、定期的にツイートをしておきましょう。
まとめ
本記事では「プロモ広告のメリット」「プロモ広告の掲載場所」などを紹介しました。
プロモ広告を活用することで、多くのターゲットにリーチすることが可能です。しかし、使い方を誤ると十分な効果を得られず、赤字運用してしまうこともあります。
プロモ広告を出稿する際は、事前知識を蓄え、正しい広告運用を行いましょう。
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