Twitterのブランドいいねとは?運用への活用も解説
最終更新日:2022.9.19
Twitterのブランドいいねとは、いいねボタンにアニメーションを加えられる機能で、Twitterの追加機能の一つです。企業の認知度アップやブランディングに大いに役立ちます。
ブランドいいねの存在を知り、認知度アップやブランディングへの活かし方や、実際の導入方法など、具体的な活用方法について情報収集をしている人も多くいるのではないでしょうか。
本記事では、Twitterのブランドいいねの概要と活用方法を紹介します。
ブランドいいねの機能が気になる人は、ぜひ記事内容をご確認ください。
Twitterのブランドいいねとは?
Twitterのブランドいいねは、2022年の7月にリリースされた新しい機能です。機能について詳細を紹介します。
広告主向けのカスタマイズいいねボタン
ブランドいいねは、いいねボタンのアニメーションカスタマイズ機能です。2022年の8月現在では、日本とアメリカ、イギリス、サウジアラビアのユーザーへ向けて広告を出向する広告主向けにリリースされています。
2019年にはβ版がリリースされていましたが、2022年7月に正式リリースの運びとなりました。
ブランドいいねは、ユーザーがTwitterを開いた時に、その日最初の広告として上部へ表示される「タイムラインテイクオーバー」の追加機能として提供されます。
ブランドいいねのハッシュタグが含まれるツイートのいいねをタップすると、いいねのハートマークが变化して、GIFアニメーションが現れます。
ドラゴンクエストのプロモーションツイートでは、いいねのハートをタップすると、スライムにドロンと化ける、という具合です。
ブランドやキャラクターのファンにとっては、いいねを何度もタップしたくなる嬉しい機能ではないでしょうか。
ブランディングや認知度アップに効果的
いいねのハートマークがスライムに化ける。このようなブランドいいねの視覚効果は、Twitterユーザーから大きな反響を得られました。
何も知らずにハートをタップすると、スライムに早変わりするGIFアニメーションは、ユーザーに新鮮な驚きを与えます。ドラゴンクエストのファンであれば、つい誰かに共有したくなるうれしい驚きです。
いいねマークにどのようなGIFアニメーションをつけるのかは、製作者のアイデアやセンスが大いに問われますが、チャンスがあれば認知度アップやブランディングにはぜひとも取り入れましょう。
ブランドいいねの活用事例
2022年の8月時点で、ブランドいいねを実際にプロモーションに活用しているのは、スクウェア・エニックスのドラクエウォークとAppleです。
ドラクエウォークのスライムに化けるアニメーションは、先述のとおり、Twitter内でも話題に上りました。
Appleのリングマークは、スライムとテイストが異なりスタイリッシュなイメージを与えます。
他には、パラマウント・ピクチャーズ、テスコなど、ゲーム、メディア、エンターテイメント、テクノロジー/通信、消費財といった幅広い業界の企業がブランドいいねを取り入れて、試験的な利用を進めています。
ディズニーなど、自社の看板とも言うべきキャラクターを持っている企業は、ブランドいいねとの相性は抜群でしょう。より多くの注目を集めることができます。
「ブランドいいね」のアニメーション制作は、米国、英国、サウジアラビアではBare Tree Mediaが担当し、日本では、香港やシンガポール、中国に拠点を置く制作会社Carbonなどが担当します。
キャラクターマーケティングの効果
ブランドいいねにも通ずるキャラクターマーケティングは、Twitterとの相性が良く、さまざまな効果が期待できます。既存のキャラクターとオリジナルキャラクター、双方戦略を紹介します。
既存のキャラクターを活用
既存のキャラクターは、すでに一定の認知度を持っているため、ユーザーの目を留める力をもっています。即座にプロモーション広告へユーザーの注目を集めることができます。
他社との差別化にも、強い力を発揮するでしょう。
広く親しまれるキャラクターは、人間をも遥かに凌ぐ、強力な宣伝効果を持っている点に注目です。
オリジナルキャラクターの活用
オリジナルキャラクターは、キャラクターの使用権そのものを持っているため、いつどんな場所でも利用できます。最近では、各自治体の公認キャラクターや、企業、警察などあらゆる場所でオリジナルキャラクターが目立つようになりました。
商品化の権利も持っているため、WEBサイトなどの2次利用も可能です。キャラクターが人気を博した場合、権利の貸し出しによるビジネス展開もできるようになります。
認知度アップやブランディングにも大いに貢献してくれるでしょう。
キャラクターマーケティングの注意点
オリジナルキャラクターを立てて、広く認知してもらいたいと考える場合、個性のあるキャラクターでなければマーケティング効果を発揮することは難しいでしょう。
ユーザーに強い印象を与えるキャラクターの作成は、簡単なことではありません。
オリジナルキャラクターが定着し、マーケティング効果を発揮し始めるには時間もかかります。
企業イメージやブランディングをよく考え、中長期的な視点で育てていくように心がけましょう。
今後想定されるブランドいいねの活用
ブランドいいねは今後、新商品の紹介や世界的イベントの告知やユーザーとのリレーションシップ構築に活用できるでしょう。
新商品の紹介や世界的イベントの告知
告知やイベントをTwitterで告知する時に、ブランドいいねを効果的に使うと、高い宣伝効果を発揮するでしょう。
ユーザーは、意外な驚きや新鮮な体験を多くの人とシェアしたいと考えます。ブランドいいねをうまく使うことで、販促やイベントの告知を大成功へ導く可能性は大いに考えられるのではないでしょうか。
ブランドいいねが一般的に使われるようになると、広告運用の新たな方向性が指し示される可能性があります。
ユーザーとのリレーションシップ構築
ユーザーとのリレーションシップ構築にも、ブランドいいねは効果を発揮するでしょう。特にドラクエウォークのスライムやディズニーのミッキーマウスなど、企業の看板となるべく強いキャラクターを持っている場合、ブランドいいねの強みが最大限に発揮されます。
今後はCookie規制によって、ユーザーの個人情報の取得がより難しくなります。リレーションシップ構築の方法は、より重要なものとなるでしょう。
まとめ
Twitterのブランドいいねは、いいねボタンにGIFアニメーション機能を搭載できる広告主向けのサービスです。2022年の7月にリリースされ、現時点では、日本とアメリカ、イギリス、サウジアラビアのユーザーにのみ発信可能。
いいねをタップすると、キャラクターやブランドのロゴが現れる驚きと遊び心がユーザーの注目を集めます。
活用の範囲はまだ少ないですが、今後は企業のイベントや新商品のプロモーションで積極的に活用される可能性があります。
自社のキャラクターをもっていると、プロモーションや認知度アップに効果的です。ブランドいいねを活用する機会があれば、オリジナルキャラクターを新しく立てることも検討してみてはいかがでしょうか。
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