Twitterのカルーセル広告とは?入稿方法と設定のコツを徹底的に解説
最終更新日:2022.11.11
Twitterカルーセル広告は、通常のプロモ広告より強いインパクトで画像や動画を表示できるため、ユーザーから多くの反応を得られます。
本記事では「カルーセル広告の活用方法や配信方法がイマイチ分からない」という人に向けて、カルーセル広告の出稿方法や運用のコツを解説します。
Twitter広告を活用して商品やサービスの売上拡大を図りたい人は、ぜひ参考にしてください。
Twitterのカルーセル広告とは?
Twitterカルーセル広告とは、1つの投稿の中に2~6枚の写真、もしくは動画を掲載できる広告です。掲載した画像や動画は、横にスワイプすることで閲覧できます。
複数のクリエイティブを同時に展開することで、ストーリーを展開したり、インパクトのある大きなコンテンツに見せたりすることが可能です。
Twitterカルーセル広告は、2019年以前からありましたが、2020年に「クリック率の向上」「広告サイズの拡大」などのリニューアルがあり、積極的に利用する広告主が増えています。
Twitterカルーセル広告の活用メリット
Twitterカルーセル広告を活用するメリットは下記の点にあります。
- エンゲージメント率の上昇
- キャンペーンの参加率アップ
- 改善しやすい
1.エンゲージメント率の上昇
Twitterカルーセル広告は、従来のTwitter広告よりもインパクトが大きいため、エンゲージメント率が上昇しやすいです。
実際、Twitterの調査によると、通常のエンゲージメント率が1.45~1.74%であることに対し、Twitterカルーセル広告は、1.92%であったことが分かっています。
エンゲージメント率が上昇すると、拡散される可能性も高くなるため、コンバージョン率も獲得しやすくなるでしょう。
2.キャンペーンの参加率アップ
Twitterカルーセル広告は、高いエンゲージメント率が見込めるため、キャンペーンの参加を促すのにも向いています。ブランドの認知拡大や新規顧客獲得にも向いているでしょう。
ただ、やみくもにカルーセル広告を使用するのはよくありません。複数の画像・動画を展開できる広告と自社コンテンツの相性が必ずしも良いとは限らないためです。
そのため、キャンペーンの参加率アップとして利用する際は、キャンペーンの目的や目標を明確にしたうえで準備を進めましょう。
3.改善しやすい
Twitterカルーセル広告は、配信後のパフォーマンスを計測できるため、改善しやすいというメリットもあります。
たとえば、複数掲載した写真の中でどの写真の反応が一番良かったかを把握することが可能です。
反応が良かった写真からターゲットの心理や思考を考えてクリエイティブに反映することで、より効果の高い広告が配信できるようになります。
Twitterカルーセル広告の入稿方法
Twitterカルーセル広告は、下記の手順で入稿を進めます。
- カルーセルの作成
- テキスト作成
- クリエイティブの追加
- カードの設定
- 公開
以下にて詳しい手順を見ていきましょう。
1.カルーセルの作成
まずはカルーセルを作成します。手順は下記の通りです。
- Twitter広告マネージャーを開く
- クリエイティブを選択
- ツイート作成画面を選択
- カルーセルを選択
次にテキストを作成します。
2.テキスト作成
テキスト作成欄では、ツイートの本文を記入します。
ツイートの本文は、通常と同じく全角で140文字、半角で280文字です。もちろん、全角文字と半角文字を混在させると、ツイート可能な文字数は変化します。できるだけ文字数を多く確保したい場合は、英数字を半角にして利用しましょう。
3.クリエイティブの追加
次に「メディア選択」を選択して、ツイートに貼り付けたい画像および動画を選択します。
「ファイルをアップロード」「メディアライブラリ」から選択が可能です。
4.カードの設定
画像および動画を選択したら、次にカードタイプを選択します。
カードは、カルーセル広告を見たユーザーに何を促したいのかで決めましょう。たとえばWebサイトに誘導したい場合は「ウェブサイトカード」、アプリのインストールを促したい場合は「アプリカード」を選択します。カードを設定せず、行動喚起をしないパターンを選ぶことも可能です。
ウェブサイトを選択した場合は、カード名とヘッドラインから設定し、リンクさせたいURLを貼り付けましょう。
アプリの場合も同様にカード名を設定し、下記の中から促したいアクションを選択します。
- インストール
- プレイ
- 購入
- 開く
- 予約
- 注文
- 接続
複数のアクションを促すことはできないため、自社サービスに最適な行動喚起を選択しましょう。
5.公開
全ての設定が完了したら、ツイート作成画面の右上にある「ツイート」をクリックして公開します。
公開する時間をあらかじめ設定しておきたい場合は、ツイートのプルダウンから選べる「予約設定する」を選択して、公開したい日にちと時間を設定しましょう。
公開後は、スマートフォンとPCの両方で閲覧し、想定していた状態で公開されているかを確認してください。
また、Twitterカルーセル広告は、公開後の改善が重要になるため、パフォーマンスの数値を逐一チェックすることが大切です。数値を分析し、どんどんクリエイティブに反映させましょう。
Twitterカルーセル広告を設定する際のコツ
Twitterカルーセル広告を設定する際のコツは下記の通りです。
- スワイプに気付いてもらう
- スワイプを促す
- CTAを全ての画像に設定
これらのコツを押さえておくことで、広告効果を底上げすることが可能です。以下にて詳しく解説します。
1.スワイプに気付いてもらう
カルーセル広告の存在を認知していないユーザーも多いため、スワイプ可能なことに気付いてもらう工夫を施すことも大切です。
たとえば、2枚目に配置するカードの端を目立たせる方法があります。カルーセル広告のカードは1枚目が全表示されますが、2枚目は3分の1程度しか表示されません。しかし、2枚目の端を目立たせることで、ユーザーにスワイプを促すことが可能です。
スワイプされないとカルーセル広告の強みが引き出せないため、広告を作成する際は注意しておきましょう。
2.スワイプを促す
スワイプできることを知っているユーザーに対しても、スワイプを促す必要があります。
たとえば、「左へスワイプ」「次に〇〇を紹介→」といったテキストを設置してスワイプを促す方法が効果的です。
もくしくは、1枚目に設置する動画をあえて短くし、ユーザーの「続きが見たい!」という思いを刺激する方法もあります。
また、自動的に次のカルーセルを表示させる「オートアドバンス広告」の活用も効果的です。それぞれの仕掛けを組み合わせてもよいでしょう。
3.CTAを全ての画像に設置
「インストール」「購入」といったCTAを全ての画像に設置することで、コンバージョン率を上げることも可能です。
各カルーセルにCTAを設置しておけば、1枚目の画像を見て購入したいと思ったユーザーの離脱を防げます。スワイプできることを知らないユーザーもいますから、可能であれば1枚目からしっかりと何らかのアクションを促しましょう。
まとめ
本記事では「Twitterカルーセル広告の出稿方法」「広告効果を上げる方法」などを紹介しました。
Twitterカルーセル広告は、クリエイティブのインパクトを強く残せるため、高いエンゲージメント率を獲得できます。
「エンゲージメントだけじゃなくてコンバージョンをしっかり獲得したい」という人は、Twitter広告に加えて、DM自動送信ツールも活用しましょう。
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