3社の人気Twitter企業アカウントから学ぶ!5つの運用ポイント
最終更新日:2022.8.5
昨今、企業が商品・サービスの販促活動を行う際、Twitterの運用は当たり前になっています。
本記事では、Twitterで企業アカウントを運営する際に知っておくべき5つのポイントを紹介します。
「アカウントの運営方法がイマイチ分からない」という人は、ぜひ参考にしてください。
Twitterで企業アカウントを作るメリット・デメリット
マーケティングにTwitterを活用する企業が増えていますが、Twitterの企業アカウント
企業がTwitterでアカウントを作るメリット・デメリットについて見ていきます。
メリット
Twitterで企業アカウントを作るメリットは下記の通りです。
- 自社商品の売上向上が見込める
- フォロワーの獲得により高い拡散効果が得られる
- 顧客の声を吸い上げて商品・サービスに反映できる
Twitterの機能である「リツイート」「引用リツイート」を促すことができれば、高い拡散効果が見込めるため、自社商品の売上向上につながりやすくなります。
また、Twitterには「DM機能」「コメント機能」というコミュニケーション方法があるため、顧客と双方向のやり取りが可能です。
コミュニケーションをとることで、顧客と信頼関係を築いたり、商品・サービスの意見を取り入れたりできます。加えて、アンケート機能を使用し、得た回答をマーケティング活動に活かすことも可能です。
デメリット
Twitterで企業アカウントを作るデメリットは下記の通りです。
- 炎上のリスクがある
- 運用にリソースを割かなければいけない
顧客を不愉快にさせてしまう投稿やモラルの無い情報を発信すると、アカウント炎上のリスクがあります。一度炎上するだけで、これまで積み上げてきた実績や顧客との信頼関係が無くなることもあるでしょう。
また、アカウント運用にリソースを割く必要があるため、慢性的なリソース不足に陥っている企業にとっては大きな負担になります。人手が足りない場合は「業者に依頼する」「ツールを使用する」のどちらかで対応しましょう。
Twitter企業アカウントの成功事例
以下では、Twitterで企業アカウントを作って成功した事例を紹介します。
自社のアカウント運用に取り入れられそうなポイントがあればチェックしておきましょう。
【ローソン】企業アカウント人気NO.1
ローソンは、全企業アカウントの中でもトップクラスの人気を誇っており、現在はなんと704万人ものフォロワーを有しています。競合のセブンイレブンが462万人ですから、ローソンの人気の高さが伺えます。
*2022年7月21日時点の情報です
また、投稿するたびに数千単位のリツイートが行われるため、キャンペーンの動員数も非常に多いです。
これほどの人気を有するようになった理由の一つは、「あきこちゃん」というキャラクターをTwitter上で設定していることでしょう。親しみのある女性キャラクターを通じて情報を発信することで親近感を持ってもらい、自然とファンになるユーザーを増やしています。
【シャープ】Twitterの元祖トップ企業アカウント
シャープは「元祖トップ企業アカウント」としてTwitter界隈では有名です。競合にあたるSONYのフォロワーが18.6万人、三菱のフォロワーが1.4万人となっており、他社に大きな差をつけています。
*2022年7月21日時点の情報です
シャープのアカウントは「シャープさん」と呼ばれており、馴染みやすい投稿が多くのユーザーに親しまれています。
たとえば、「電化製品のおすすめ」をユーザーに聞かれた際には「○○社の○○がおすすめです」と他社製品を紹介したり、「購入しました」というユーザーの投稿に「ありがとうございます」と返信したりなど、他の企業アカウントでは見られない対応で企業の好感度アップにつなげています。
【スターバックス】Z世代の心を掴む魅惑のツイート
スターバックスは、現在602万人ものフォロワーを有しています。競合にあたるタリーズが31.4万人とおよそ570万人程の差があります。
*2022年7月21日時点の情報です
新商品を紹介した投稿におよそ10万件ものリツイートが付くなど、多くのユーザーが商品と投稿内容を楽しみにしているようです。
リツイートが5万件を超えると、想定される売上の3~4倍以上になるとされていますから、企業アカウントの有用性が分かります。
Z世代をターゲットにした商品販売を行う企業は、スターバックスの「画像の使い方」「ハッシュタグの使い方」などを参考にしてみるとよいです。
Twitter企業アカウントの運用ポイント
Twitterで企業アカウントを運営する際のポイントは下記の通りです。
- ターゲットの明確化
- 顧客との密なコミュニケーション
- Twitterツールの活用
- 宣伝以外のツイートも積極的に行う
- ハッシュタグを活用
それぞれのポイントについて深掘りします。
1.ターゲットの明確化
企業アカウントの作成を終えたらまず、情報を発信するターゲットを明確化します。
ターゲットは「20代後半の男性」のようにザックリと決めるのではなく「IT企業で働き、1人の子供を育てる年収600万円の男性。趣味は~(略)」と詳細に設定することが大切です。
また、ターゲットを決める際は、想像ではなく実際のデータをもとに作成しましょう。想像で作ると、存在しないユーザーに向かって情報を発信することになるからです。
SNSやアンケートなどで生の声を集め、収束した結果(年齢、趣味など)を人物像としてターゲットに設定しましょう。
2.顧客との密なコミュニケーション
密なコミュニケーションをとることにより、顧客との信頼関係が構築できるのもTwitterの特徴です。
たとえば、実際に商品を購入した人に対してリプライしたり、自社商品についての投稿を引用リツイートしたりなど、さまざまなコミュニケーション手段があります。また、DMで直接的なやり取りを行い、さらに深い信頼関係を築くことも可能です。
コミュニケーションの取り方は、先ほど紹介した「シャープ」「ローソン」などの企業アカウントを参考にするとよいでしょう。
3.Twitterツールの活用
Twitterツールを活用することにより、運営の負担を減らしたり、販促活動を効率化したりすることが可能です。
たとえば、DM送信を自動化する「Social DMer」を活用すれば、1日におよそ800アカウント以上にDMを送信できます。無作為に送ることもできるため、工数をかけず効率的に新規開拓が行えます。
こういったツールを上手く活用することで、アカウント運用の成功率をグッと上げることが可能です。
4.宣伝以外のツイートも積極的に行う
宣伝をするだけのアカウントはユーザーから興味を持たれないため、すぐに淘汰されてしまいます。
そのため、宣伝以外にも「ユーザーにとって有益な情報」「日常的な何気ない投稿」などを発信しましょう。
ユーザーが有益だと思う情報を発信することで信頼を得ることが可能です。その結果、宣伝にも興味を持たれ、他の人に紹介しようとリツイートされる機会が自然と増えます。
5.ハッシュタグを活用
Twitterは、InstagramやFacebookといったSNSよりも拡散力が高いため、ユーザーに拡散を促すハッシュタグの活用が大きなポイントになります。
たとえば、ハッシュタグとキャンペーンを紐づけることにより、キャンペーンの拡散を促すことが可能です。
先ほど紹介したスターバックスは、6月19日にトレンドになった「♯父の日」に紐づけて以下のツイートをしています。
今日(6/19)は #父の日 ですね😎
— スターバックス コーヒー (@Starbucks_J) June 19, 2022
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ハッシュタグの活用方法は、スターバックスを参考にしてみるとよいでしょう。
まとめ
本記事では「企業アカウントを作るメリット・デメリット」「企業アカウントの運営ポイント」などを紹介しました。
企業アカウントをうまく運用することで、商品・サービスの販売促進につながるだけでなく、顧客の新規開拓にもつながります。
Twitter運営の工数を最小限に抑えたい場合は、ツールをうまく活用するとよいでしょう。
Twitterで集客を行う場合は、DM送信自動化ツールSocial DMerがおすすめです。
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