SNS集客の方法を3ステップで解説!知らないと差が出る2つの注意点
最終更新日:2022.12.5
SNS集客は、集客フェーズに合わせて使用するSNSを選定することが重要です。また、運用目的やコンセプトを設定してPDCAを回しましょう。
本記事では「SNS集客の正しいやり方が分からない」という人に向けて「やってはいけないSNS集客方法」「知らないと失敗する2つの注意点」などを紹介します。
商品・サービスの売上拡大につながるSNS集客方法を知りたい人は、ぜひ本記事を参考にしてください。
やってはいけないSNSの集客方法
やってはいけないSNSの集客方法は下記の通りです。
- 商品の紹介やキャンペーン情報のみを配信
- フォロワーを増やすことだけに執着する
一見、正しいように思えるこの2つの方法ですが、実は間違っています。この方法は、大企業だからこそできる集客方法であるためです。
ほとんどの大企業は、SNS集客を大手の外部企業に委託しており、下記のような作業を代行してもらっています。
- コンテンツ企画
- スタジオでの撮影
- SNS広告の運用
- インフルエンサーの活用
- 分析と月次ミーティング
大企業は、これらの作業をおこなうことで、フォロワーを増やし、SNS集客を成功させているのです。潤沢な予算があるからこそできる集客方法だと言えるでしょう。
では、大企業ではない中小企業や個人は、どういった集客方法を実施すればよいのでしょうか。
SNSで集客する具体的な方法
中小企業や個人におすすめの集客方法を3ステップにすると下記のようになります。
- 目的設定
- コンセプト設定
- SNS選定
以下にて詳しく見てみましょう。
1.目的設定
SNS集客の目的を設定しましょう。目的を設定しないままSNSを運営しても結果につながりにくいためです。
目的の例を見てみましょう。
- 「○○の業界の○○の分野といえば」を根付かせる(商品や企業の認知向上)
- ブランディングしてファンを増やす(顧客ロイヤリティの向上)
- ○○業界で一番フォロワー数の多いアカウントを作る(流入数の増加)
目的を設定したら、それを達成するための目標を設定します。
たとえば、商品や企業の認知度を向上させたい場合は「フォロワー数を昨年比200%に増やす」といった目標が考えられます。この時、中長期的な運営を見越した目標を設定するのがポイントです。
2.コンセプト設定
SNS集客の目的が設定できたら、コンセプトを設定しましょう。
すでに商品・サービスのコンセプトがある場合は、SNS集客でも同じにしておくとよいです。コンセプトを統一することで一貫性が生まれるため、流入先のECサイトでの購入につながりやすくなります。
たとえば、商品のコンセプトが「忙しい男性向けの健康補助サプリ」だったとしましょう。この場合、インスタ映えするような写真を用いるのではなく、いかにサプリのメリットと魅力を伝えられるかが重要になります。また、仕事で忙しい男性であれば、お昼や夕方よりも出勤時である朝のほうが見られやすいでしょう。
このように、コンセプトを設定しておくことで、SNS集客の方法が明確になりやすくなります。さらに集客の精度を高めたい場合は、ペルソナを設定してもよいでしょう。
3.SNS選定
コンセプトや目的・目標にマッチしたSNSを選定します。SNSの特徴はそれぞれ異なり、商材によっては向き不向きがあるため慎重に選びましょう。
たとえば、Instagramは、画像をメインとしたSNSであるため、有形商材との相性がよいです。Twitterは、テキストをメインとしたSNSであるため、無形商材との相性がよいでしょう。
また、SNSを集客のフェーズによって使い分けるという方法もあります。フェーズで使い分けることにより、各SNSが持つ強みを活かせるため、効果的かつスムーズなSNS集客が可能です。
SNSでの集客はフェーズにより使い分ける
SNS集客におすすめのSNSは下記の通りです。
- LINE
以下では、各SNSが持つ強みについても紹介します。
Instagram|新規の獲得
顧客の新規獲得にはInstagramが向いています。
Instagramには検索機能があるため、ハッシュタグを付けて投稿することで、見込み顧客はもちろん、購入の意思が高い顕在顧客の獲得も可能です。
また、Instagramでは、ストーリー上に流せるSNS広告を運用することにより、新規顧客も獲得できます。ストーリーはアクティブユーザーのほとんどが見るコンテンツであるため、高い集客効果を得られるでしょう。
Twitter|拡散性の活用
Twitterの拡散性を活用することで、商品やサービスの認知度を爆発的に向上させることが可能です。ハッシュタグを利用し、多くの見込み顧客にリーチすることもできるでしょう。
また、TwitterでSNS集客する場合は、ツールの活用も欠かせません。無料で使えるTwitterアナリティクスはもちろん、DM自動送信ツールの活用も効果的です。
DM自動送信ツールを活用することで、不特定多数の大勢に向けて一斉にDMを送信できます。DMを受け取ったユーザーとそのままコミュニケーションを取ることで、信頼関係を築くことも可能です。
詳しくは、SNS集客を効率化してくれるツールについて解説している記事をご参考ください。
LINE|コミュニケーション
ユーザーとの関係値が重要になるような商品・サービスを展開している企業には、LINE(旧LINE@)の活用がおすすめです。
LINEでは「クーポンの送信」「登録者に有益な情報を送信」といったメルマガに近い機能を利用できます。
加えて、LINE公式アカウントでは、登録者と通常のLINEアプリのように個別でやり取りすることも可能です。
たとえば、会員制のフィットネスジムを経営している企業の場合、登録者に向けて「身体づくりに関する有益情報」を送信しつつ、個別の質問に対応することで、顧客満足度を高められます。
ただ、LINE単体では集客が難しいため、TwitterやInstagramと紐づけるなどして、別SNSから流入できる仕組みを作っておきましょう。
SNS集客をする際の注意点
SNS集客をする際の注意点は下記の通りです。
- 効果測定と改善を繰り返す
- 宣伝を前面に出さない
この2つの注意点について見ていきます。
1.効果測定と改善を繰り返す
SNS集客では、効果測定と改善を繰り返すことが重要になります。
たとえば、フォロワーを増やすためには、質の高いコンテンツ作りが重要ですが、何となくで発信してもコンテンツの質は上がりません。
質の高いコンテンツを作るためには、Twitterアナリティクスなどで「インプレッション数」「エンゲージメント数」を測定し、その結果からユーザーの反応を分析する必要があります。
ユーザーから良い反応を得られたコンテンツを分析することで、さらに良いコンテンツ作りができるようになるでしょう。
2.宣伝を前面に出さない
宣伝を前面に出すと、ユーザーにネガティブな印象を与えるため注意が必要です。実際、YouTubeやWebサイトを見ている際に、広告が多すぎることで不愉快になった人もいるのではないでしょうか。
とくに現代は、オンライン・オフラインを問わずさまざまな場所に広告があるため、いわゆる「広告疲れ」をしている人が多いのです。
そのため、SNS集客をする際は、宣伝を前面に押し出さず、コミュニケーションをとる中で、ユーザー側から自発的に購買アクションが起きるような仕組みを作ることが重要になります。
まとめ
本記事では「具体的なSNS集客方法」「SNS集客の注意点」などを紹介しました。
SNS集客を成功させるためには、各SNSの特徴を知り、効果測定と分析を繰り返しおこなうことが大切です。
「どのSNSを使えばいいのか分からない」「コンテンツの作り方が分からない」という場合は、競合の分析から始めてみましょう。
Twitterで集客を行う場合は、DM送信自動化ツールSocial DMerがおすすめです。
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