Twitterのインプレッションとは?上げ方や運用への活かし方も解説
最終更新日:2022.8.26
Twitterの運用では、まずユーザーに投稿を見てもらうことからスタートします。投稿がユーザーのタイムラインに表示されなければなにも始まりません。
インプレッションとは、ユーザーのタイムラインに投稿が表示された回数を指します。
具体的にインプレッションと、Twitterの運用を関連付けるべく、日々試行錯誤している運用担当者の人も多いのではないでしょうか。
本記事では、インプレッションについての概要や、運用との関連性を紹介しています。
Twitterの運用を基本的に見直したいと考えている人は、ぜひ記事内容をご確認ください。
インプレッションとは?TLに表示された回数
インプレッションの基本的な概要を、3つのポイントに注目して紹介します。
- ツイートを見る機会が何回あったのか
- ツイートのクリック数ではない
- 自分もカウントされる
ツイートを見る機会が何回あったのか
インプレッションは、ユーザーのタイムラインに投稿が表示された回数を指します。ユーザーがスマホ画面を一気に下へスクロールして、ツイートが目に止まらなかった場合も、インプレッション数としてカウントされます。
インプレッション数だけでは、投稿がどの程度見られたのかまで把握できません。
しかし、インプレッションは、ユーザーが投稿をクリックする母体となる数字です。そもそもインプレッションを多く獲得しないと、Twitter運用は意味をなしません。
ツイートのクリック数ではない
勘違いしてしまいがちですが、インプレッションはツイートがクリックされた数字ではありません。
クリックされ、ツイートを読まれたのかを測る数値はエンゲージメントです。
自分もカウントされる
インプレッションは誰にツイートを見られたのかまでは判別できません。自分のフォロワー以外にも、Twitterの検索から見てくれたユーザーもいます。
フォロワーでない人からもツイートをチェックしてもらえるよう、内容に磨きをかけたいところです。
インプレッションは自分が見た数もカウントされます。自分の投稿を何度も確認していると、正確な数値の測定が難しくなるため、確認はほどほどにしておきましょう。
エンゲージメントとインプレッションの関係
ユーザーのアクションを表すエンゲージメントとインプレッションは、お互い密接に関係しています。
エンゲージメントとは、ユーザーがツイートを見た後に何かしらの反応を示した数です。主なエンゲージメントには、いいね、リプライ、リツイートが挙げられます。
インプレッションの数は、エンゲージメント数の上限です。
どんなにエンゲージメント率が高くとも、エンゲージメント数がインプレッション数を超えることはありません。
インプレッションの数が多ければ多いほど、多くのエンゲージメント数を獲得できる可能性が広がります。
Twitterのアルゴリズムでは、交流が盛んなツイートほど、タイムライン上に表示される機会が多くなります。
フォロワーとの積極的な交流を心がけていると、自然とインプレッション数が上がってくるでしょう。
インプレッションを上げるには
Twitterでは、さまざまな内容のやり取りが行われており、運用に効果があるツイートの定義はありません。コミュニケーションそのものの質を評価することが難しいツールです。
したがって、目に見える数値としてのインプレッションはとても重要です。
インプレッション数を獲得するための3つの方法を紹介します。
トレンドを把握してハッシュタグを活用する
ターゲット層が興味をもつツイートを心がけましょう。世の中のトレンド、やTwitterのトレンド、注目を集めているハッシュタグなどに関するネタをツイート内に盛り込むと良いでしょう。
不特定多数の多くのユーザーに向けたツイート内容を考えると、ユーザーに刺さりにくくなります。事前に想定したターゲットへピンポイントに届く内容のほうが効果的です。
ピンポイントなツイートが話題を呼び、トレンドになるケースも十分に考えられます。
適切な数のツイートを行う
インプレッションを増やすには、発信頻度の意識も重要です。ツイート数が少ないと、必然的にユーザーの目に触れる機会が少なくなります。
こまめにツイートをしていれば、インプレッション数は自然と増えてくるでしょう。内容が伴っていれば、フォロワー数の上昇も見込めます。
目安とするツイート回数は、少なくとも1日1回、多くても3回が限度です。
また、適切な時間にツイートしましょう。
【ツイートに適切な時間帯】
- 朝(通勤通学の時間帯):8時〜9時
- 昼時:12時〜13時
- 帰宅時間:17時から夜21時〜23時
動画や画像をつけてツイート
動画や画像をつけた投稿は、タイムラインの上位に表示されやすいため、インプレッションの増加に繋がります。
動画や画像は、内容次第ではエンゲージメントにも良い影響を及ぼすため、ツイートとセットで投稿しましょう。
いいねが付きやすく、反響が得やすい画像や動画の特徴は以下のとおりです。
- ひと目見てインパクトを感じる
- きれいな風景
- 意外性と共感
- 誰もが日々思っていながらも投稿されていない
- 癒やし
画像や動画単体で強い印象を与えるパターンと、テキストと併せて効果を発揮するパターンがあります。
Twitterのインプレッションの平均
Twitterを運用していると、平均に対してどの程度のインプレッションが獲得できているのか、判断に迷うこともあるのではないでしょうか。
インプレッションに関する数値を以下にまとめました。運用の参考にご確認ください。
- インプレッションの数
- エンゲージメント率の平均
インプレッションの数
一般的にインプレッションの数は、フォロワーの2〜3倍になるケースが多く見られます。フォロワーが10万人の場合、インプレッションは20万〜30万という具合です。
さまざまな要因によって、インプレッションの数は増減します。平均に満たない場合、フォロワーとのコミュニケーション不足が考えられます。
フォロワーへのアプローチが足りていないと感じる場合、リプライやいいねを活用してコミュニケーションを深めてみましょう。
エンゲージメント率の平均
インフルエンサーマーケティング会社Markerlyの調査によると、フォロワーの数が多くなるに従って、エンゲージメント率が低くなる傾向があると報告されています。
- 1,000人未満 8%
- 1万人 4%
- 10万人 2.4%
- 10万人以上 1.7%
フォロワーが増えるほどエンゲージメント率が下がる要因は、フォロワーの数が増えるほどインプレッションの数が膨大になるためではないかと推察されます。
フォロワー以外にも投稿が届いている可能性が高いです。
平均を大きく下回っているようであれば、何らかの対策を講じましょう。
まとめ
Twitterのインプレッションとは、ユーザーのタイムライン上に投稿が表示されることを指します。ツイートをクリックされた数ではないため、投稿がどの程度見られたのかまではわかりません。
インプレッションが多ければ多いほど、ユーザーのアクションであるエンゲージメントを獲得するチャンスが増えます。
インプレッションは、Twitter運用において、もっとも基本となる数値です。
Twitterの運用をスタートした当初は、まずインプレッションの増加を目標としましょう。いきなりエンゲージメントに着目しても思うような成果は得られないでしょう。
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